天気図の見方を簡単に紹介。
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用語解説
風波…風が吹いて立つ波。

天気図の見方

波のメカニズムでみてきたように、天気図をみて風が読めれば大体の波のサイズが予想できます。ここでは最低限必要な基本の「き」だけ説明します。

予備知識

1 等圧線とは、気圧が同じ地点を結んだ曲線のことをいいます。

2 風の強さは、等圧線の間隔が広いほど弱く狭いほど強くなります。

3 うねりは、何の障害物もなければ円を描くように均等に広がります。しかし、海には島や海流や風など、うねりに影響を与える要素が多くありますので複雑です。
基本的に、うねりの進行方向に対して追い風ならうねりは進みやすく、向かい風ならうねりは抑えられ弱くなります。
風の向き

高気圧周辺

1 風は高気圧から時計回りに吹き出しますので、天気図上の高気圧の中心から外へ向かって、等圧線との垂直方向に対して60度くらい時計回りに矢印を傾けて書き込みます。

2 高気圧周辺は等圧線の間隔が広いので風が弱く風波が立ちにくくなります。
ただし、高気圧の中心から離れた周り、つまり長い矢印の先では風が強くなり、風波が立ちうねりが生じます。これがいわゆる「高気圧からの吹き出しによるうねり」です。

低気圧周辺

1 風は低気圧へ反時計回りに吹き込みますので、天気図上の低気圧の中心へ向かって、等圧線との垂直方向に対して60度くらい右側に矢印を傾けて書き込みます。

2 低気圧周辺は等圧線の間隔が狭いので風が強く風波が立ちやすいので、うねりが生じやすくなります。台風はその最たるものですね。

天気図の見方の説明サイト紹介

1 e-気象台
このサイトの「お天気教室>天気図の見方」が分かりやすく説明されています。

2 石垣島地方気象台ホームページ
このサイトの「■知識の泉>気象の教室」に詳しい説明があります。